Alfa Romeo 147 1.6TSに出会うまでの紆余曲折
こんにちは!
マヌエルです!!
今回は今の車(147 1.6 TS)を購入するまでの紆余曲折を記したいと思います。
私がこの車を購入したのは2018年夏です。それまで中古車サイトを用いて様々な車を検討しました。
条件は以下の通りでした。
- 2000cc未満
- 全幅1800mm以下
- 総額40万円未満(直近に車検があればそれも含めて)
- MT
- 楽しそう
- (可能なら)自転車が乗る
大学生が貯めたバイト代を削り倒して買う車ですから、予算は厳し目です笑
“自転車が乗る”という条件以外は妥協せずに総額40万未満はあくまで目安とした時、当時の在庫では以下のような車が候補に上がりました。
- スバル レガシィツーリングワゴン 2.0i/2.0R (BP系)
- スバル レガシィツーリングワゴン TS-R B (BG5)
- スバル インプレッサスポーツワゴンのNAモデル (GF系, GG系)
- マツダ ロードスター (NA系, NB系)
- ホンダアコード (CF系)
- 三菱 パジェロミニ (H56A)
- 三菱 パジェロイオ
- スズキ セルボモード クラシック
- BMW 318i (E46系)
- BMW Z3 アニバーサリー
- シトロエン C4クーペ
- ルノー トゥインゴ (初代)
- ルノー ルーテシア (2, 3代目)
- ルノー ルーテシア ルノースポール2.0
- プジョー 306
- アルファロメオ 147
- フィアット パンダ (初代, 2代目)
- フィアット グランデプント
- フィアット バルケッタ
他にもいくつかあった気がしますが、ざっとこんなもんです。本当に取り留めがない笑
私は生活に車が必要な環境ではないので、ラテン系の車やオープンカーなどに冒険することも視野に入れてました。いざこうやって列挙してみると、スバル、ルノー、フィアットへの傾倒が激しいですね...笑
優先順位としては以下の通りでした。
1, 2 < 4, 9 < 3, 10, 11, 12, 13(2代目), 14, 17(初代), 19 < 13(3代目), 15, 16, 17(2代目), 18< 5, 6, 7, 8
基準は“今しか乗れない”で、オープンやラテン系、絶滅気味な車種が上位に行きがちですが、基本はスバル優先(強思想w)。
ここから問い合わせしたら既に売れてたり、見積もりとったら思ったより高かったりで最終的に
1, 3, 4, 16, 19
が残りました。大分減りました笑
この中で、最初に現車確認に行ったのが16番の147で今の愛車です✨
因みに現車確認して即決でした(試乗もせずに笑)。
決め手は素性の良さと安さでした。
実はこの個体は実質ワンオーナーでディーラー整備車。しかも前オーナーは他にも何台か車を持っている方とのことで距離も少なかったです。また、直接買取&早くアルファを売っぱらいたい(笑)というお店の思惑もあり、こちらが何も言ってないのに値引きし出して最終的に車両本体価格が中古の原チャリより安くなったのです!!
オイル漏れが気になりはしたのですが、ヘッドカバーからの漏れなら直せる気がしたので気にしませんでした笑
そして2018年7月についに納車され、いまに至ります。
最後に147を購入する際の私なりのポイントを記したいと思います。
- タイベル一式をいつ交換したか
- 内装はどのくらい傷んでいるか
- エアコンは冷えるか
- セレスピードか、MTか
- エンジンは一発でかかるか
持論ですが、タイベル交換履歴は前オーナーの愛情&お金の掛け具合が分かるポイントです(10万円以上する場合もあるので)。年式的に冷媒が抜けてエアコンが効かなくなっている個体も想定されるので要チェックです。
また、ミッションはこだわりが無いのであれば大人しくMTを選んだ方が良いと思います(特に都市部に住んでいる人は)。初期モデルを避ければ大丈夫という話も聞きますが。私はMTに乗りたかったのに加えて甲斐性もなければ度胸もないのでセレは避けました笑
他のポイントは147に限らず一般的なチェックポイントだと思います。
今度は147を2年間所有して掛かったおおよその費用や整備箇所をここに残せればと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは。
愛車紹介
こんにちは!
マヌエルです!!
今回は愛車の紹介をしたいと思います!
目次
- Alfa Romeo 147 1.6 Twin Sparkとは(スペック編)
- Alfa Romeo 147 1.6 Twin Sparkとは(背景編)
- Alfa romeo 147 1.6 Twin Sparkとは(個人的視点編)
- まとめ
Alfa Romeo 147 1.6 Twin Sparkとは(スペック編)
細かい話をする前にまずは基本的な情報を押さえておきましょう。
というわけでスペック表です。既知な方は読み飛ばしてください(笑)
車名 | アルファ147 |
グレード | 1.6 TS |
全長 mm | 4225 |
全幅 mm | 1730 |
全高 mm | 1450 |
ホイールベースmm | 2545 |
トレッド 前 mm | 1510 |
トレッド 後 mm | 1495 |
車両重量 kg | 1240 |
タイヤサイズ | 195/60R15 |
最高出力 | 120ps/6200rpm |
最大トルク | 14.9kg・m/4200rpm |
種類 | 直列4気筒DOHC16バルブ |
総排気量 cc | 1596 |
ボア×ストローク mm | 82×75.6 |
圧縮比 | 10.3 |
馬力 ps | 120 |
トルク kgm | 14.9 |
パワーウェイトレシオ kg/ps | 10.33333333 |
トルクウェイトレシオ kg/kgm | 83.22147651 |
ps/L | 75.18796992 |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 5MT |
第1速 | 3.909 |
第2速 | 2.238 |
第3速 | 1.52 |
第4速 | 1.156 |
第5速 | 0.919 |
後退 | 3.909 |
最終減速比 | 4.067 |
さてスペックを見てみると...いろいろと平凡です(笑)
1.6Lエンジンとしては取り立てて高出力なわけではないエンジン、エンジンに対して軽くは無い車重、ひと昔前の欧州Cセグメントらしい手頃なサイズ。強いていうならショートストローク気味なエンジンくらいでしょうか?
しかし、適度なサイズに適度なパワーのおかげで街中でも扱いやすく(駐車以外は笑)、限られたパワーをMTで使い切る楽しみもあります。なので、免許を大事にしたいけど、運転も楽しみたい人にはうってつけです。2速で4-5千回転まで回しても60km/h程しか出ないので、安心してブン回せます(爆)
また、荒れた道ではバタつく脚ですが、ひとたび速度が乗ればしなやかかつフラットな乗り心地でなかなか気持ち良いです。
Alfa Romeo 147 1.6 Twin Sparkとは(背景編)
147は145/146の後継車種で、2000年にデビュー。翌年のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。デザインは当時アルファロメオ・デザインセンターに在籍していたWalter Maria de' Silva、Andreas Zapatinas、Wolfgang Josef Eggerの共同作業によります。2004年に行なわれたフェイスリフトはGiorgetto Giugiaroが担当し、ヘッドライト、テールライト、フロントグリルの意匠を大きく変更、内装アップグレードの他、サスペンション改良、本国仕様では新型ディーゼルエンジン追加なども行なわれた。2010年に後継車種のジュリエッタが発表され、バトンタッチされました。
日本には2001年から正規輸入され始め、2002年度インポートカーオブザイヤーや2002-2003グッドデザイン賞も受賞しています!
後期型は2005年から日本でも発売され、私の147も2005年登録です。
さて、この147のお話をするにあたって特筆すべき点は少なくとも2つあります!!
- デザインがエグい
- プレミアムコンパクトというジャンルの先駆車
1. デザインがエグい
前述の通り、まずこの車に関わったデザイナーはオールスター状態です(笑)
- ワルテル・デ・シルヴァ: アルファのみならず、2000年代後半のアウディデザインを指揮した人。
- アンドレアス・ザパティナス: フィアットバルケッタ やスバルR2をデザインした人。
- ヴォルフガング・エッガー: ワルテル・デ・シルヴァの後任でアウディのデザインヘッドを務めた人。
- ジョルジェット・ジウジアーロ: ジュリアスプリントGTや117クーペ等デザインした工業デザインの巨匠。
さて、こんな人たちが車をデザインするとこうなります↓↓↓
黒い方は私の車なのですが、とても15年落ちの車には見えません(親バカ)
このように彼らのデザインは15年、前期モデルは20年の時を経ても色褪せず、古臭さを感じさせません。
2. プレミアムコンパクトというジャンルの先駆車
プレミアムコンパクトというジャンルの起源は諸説(ヴァンプラ?ランチアY10??)ありますが、このジャンルを世に浸透させた車となるとそれはアウディA3とこの147の2台だと思います!
それまで、コンパクトカー(欧州でいうところのCセグメントまで)というのは基本的に 簡素な装備や作りで、スニーカー的な気軽さはあれど残念ながら高級感はあまり感じられませんでした。ところが、アルファロメオ は2000年に満を持してコンパクトカーに高級感をプラスした147を発表しました。前述のような上級装備はもちろん、内装の造りも上等で(アルファにしては笑)、上質な車に仕上がっています。
例えば日本仕様の147は2001年発売の車ながら全車左右独立オートエアコンや6エアバッグ等が標準装備でした。当時の高級車であるマークⅡ(110系)やティアナ(J31)(どちらも無くなってしまいましたね...)ではそれらがオプションだったり、設定がなかったりします。
このジャンルはアウディA3とアルファ147によって切り拓かれました。この2台はそれぞれ2000年代初頭に上質な造りや上等な装備を提げて世界のコンパクトカー市場に挑戦したのです。その結果大当たりし、今日では様々なプレミアムコンパクトカーが発売されています(レクサスのCTなんとかとか、ベンツのCLAとか)。
つまり何が言いたいかというと、147はエライのです(親バカ)。
Alfa romeo 147 1.6 Twin Sparkとは(個人的視点編)
ここでは個人的な視点を記します!(バキバキの余談です笑)
実は私はBG系のレガシィツーリングワゴンTS-Rを所有するのが夢な隠れスバリスト(笑)
本当ならインプレッサスポーツワゴン1.5iを選ぶのが順当なのになぜ147を選んだのか...。(車種選択の紆余曲折は次回に)
答えはスバル1000とアルファスッドの関係にあります。
スバル1000は富士重工が1966年から69年まで生産していた量産小型乗用車であの百瀬晋六氏が開発指揮をとった車です。この車は前輪駆動(FF)、水平対向エンジン、センターピボット式ステアリングなどを採用した意欲的かつ挑戦的な車でしたが、販売面では苦戦した車でした。因みに、FFという呼称は富士重工の開発者がつけた名です(清水和夫 & 柴田充, 2005)。
アルファスッドはアルファロメオ が1971年から89年まで生産していた小型大衆車でスバル1000を雛形にして設計されたという逸話があります。そしてこのスッドの後継車種がアルファ33、その後継が145/146となり、私が乗っている147に繋がるわけです。
つまり、147の起源にはあの富士重工がいるわけです(必死)!!
こんなことを考えながら147に乗っている人は世界で私だけでしょう(笑)
まとめ
今回はalfa romeoの147がどんな車かを紹介しました。まとめるとテンロク147は、
- 手頃なサイズに必要十分なパワー
- 秀逸なデザイン
- プレミアムコンパクトカーの先鞭
- 先祖にはスバルの影響を受けたモデルがある
という特徴がある、見タイ、乗りタイ、楽しみタイな車です。(ヒッパレ感)
あまり自分の車に関する詳細な記事になりませんでしたが、まあ、それはまた別の機会に書ければと思います(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは。
本ブログの趣旨と自己紹介
はじめまして!
マヌエルです!!
こちらでは只管自分の好きなものを吐き出す場として利用していき、あわよくばその吐き出した情報が誰かのためになればという狙いでブログを開設しました。
そのため、取り留めはありません(爆)
想定されるトピックはこちら↓↓↓
- 自動車関連
- 自転車関連
- 時計
- その他
取り留めがない宣言をしているので、"自分の好きなもの"という縛り以外はありません。悪しからず。
最後に私の情報を...。
- 関東在住の20代学生
- 多趣味気味
- いろいろ考えた結果、後先考えない系男子
- クラスの3軍タイプ
- 愛車はAlfa Romeoの147とARAYAのDia
- 愛機はSEIKO Linerや45GS等多数
何卒よろしくお願いいたします!
それでは。